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石本藤雄展 ー布と陶に咲く花  [文・構成]

フィンランドのテキスタイルメーカーマリメッコ社
1974年から32年ものあいだテキスタイルプリントデザイナーとして活動し、
現在はフィンランドの陶器メーカーアラビア社
アラビア・アートデパートメントで
作品制作を行う石本藤雄さん。
永きに渡ってフィンランドのアーツ&クラフツの中枢で活躍されています。

スパイラルガーデンにて開催中のこの展覧会では
花をモチーフにした新作を含む陶芸作品と、
過去に手がけたマリメッコのテキスタイルの貴重なアーカイブを発表しています。

展示構成もユニークです。
吹き抜けの天井高くにはためくテキスタイルを見上げ
足下に近い位置の花々を立ち止まり眺める。
空を仰ぎ、湖畔を歩くかのように。

草原を渡る風、蕾がほころび、色づく果実・・・
静かに静かに変化を続ける大きな自然の力を背景にした
豊かなクリエーションを感じることができました。

6月27日(日)まで開催中です。

石本さんと、スパイラルのキュレーター岡田さんとの
対談記事の構成を担当しました。
記事の詳細はあらためてご報告いたします。

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水木しげるのふしぎ妖怪ばなし [ブックデザイン]

これまでに8巻発行している
水木しげるのふしぎ妖怪ばなし(メディアファクトリー)。
その1巻「ゲゲゲの鬼太郎と妖怪ラーメン」と
2巻「ゲゲゲの鬼太郎とよみがえった恐竜」が
このたび、3刷になりました。
このシリーズのブックデザインを弊社で担当しています。

なにしろ、カバーと本文の絵は、すべて描きおろしです!

“原画があがったのでお届けします”の連絡を
毎回わくわくと心待ちにしていました。
到着するやいなや、
スタッフ一同、そそくさと仕事の手を止めて
原画を前に集合。
おおーっと感嘆、見入ったものです。

深い深い森の闇、緻密に描き込まれた背景の凄み
独特で強烈な色彩、遊び心に満ちた
まさに“水木ワールド”。

マンガとはまた違った、見開き2ページで展開する
水木しげる先生の絵の魅力を、ぜひ味わっていただきたい。

児童書シリーズではありますが、おとなも楽しめる一冊です。

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東恩納裕一、紙の仕事を語る [展覧会]

先日お伝えした東恩納裕一展関連イベントのお知らせです。
6月11日(金)18時からNadiff a/p/a/r/t 1F
「東恩納裕一、紙の仕事を語る」と題して
アーティストトークが開催されます。

東恩納さんと、版画工房エディション・ワークス
プリンティングディレクター加山智章さんをスピーカーに
カワイイファクトリーの原田環さんと中山真理さんが
進行役で登場されます。
エディション・ワークスは東恩納さんをはじめ、
多くの現代美術家の版画を手がけ、高い信頼を得ている工房です。

ということで
制作現場の話や、東恩納さんの作品にまつわる
様々な謎が解き明かされるかも?
しれない、貴重な機会となりそう。
入場無料です。

一足先に、展覧会をご覧になってから
トークを聞くと一層楽しんでいただけると思います。

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Yuichi Higashionna fluorescent / new prints & drawings DM

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Works更新しました。 [NEWS]

IT IS DESIGN SITEの Worksを更新しました。
クレマチスの丘リーフレットをアップしています。

カーソルを画像に合わせると
ページ展開のイメージ画像をご覧いただけます。




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東恩納裕一展 fluorescent [展覧会]

6月2日から恵比寿のNADiff Gallery 2Fにてスタートした
現代美術家の東恩納裕一さんの展覧会をご紹介します。

東恩納さんの蛍光灯によるシャンデリアシリーズの作品は
銀座メゾンエルメスや伊勢丹新宿店、
コム デ ギャルソン青山店のシャンデリアのディスプレイなどで
ご覧になっているかもしれません。
眩しいのにどこか不気味、明るさの中に黒い毒を孕んでいるような
独特な美しさに目を奪われた方も多いのではないでしょうか。

また、造花やレースといったキッチュなモチーフが
印象的な、FLOWERSシリーズは
スプレーとアクリルによる鮮やかで硬質な色彩の中、
光の残像のようにモチーフが展開しているペインティング作品と、
そのネガとポジの関係といえる版画作品とがあります。
黒一色の版画作品は、暗闇に目を凝らすとおぼろげに見えて来る
輪郭の曖昧な闇の世界でしょうか。

作品を前にしているとイメージが次々と広がっていきます。

今回の展覧会ではFLOWERSシリーズの新作カラー版画と
新作ドローイングが登場するそうで、これまた見逃せません。

昨年秋に弊社で造本設計を担当した、350部限定発行の
東恩納さんのアートブック「FLOWERS」(トゥルーリング)
「FLOWERS」特別バージョンとして
和文テキスト+イメージカードとのセットを会場で販売します。
こちらもぜひご覧ください。

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カード画像より 
(c)2009 Yuichi Higashionna
Courtesy of Yumiko Chiba Associates
Published by True Ring

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クレマチスの丘リーフレット [アート]

品川駅から新幹線ひかりで約40分、三島駅へ。
駅前からシャトルバスに乗ってしばらくするとクレマチスの丘へ到着します。

2000株ものクレマチスが開花する庭園と、そこに隣接するヴァンジ彫刻庭園美術館、
世界一のビュフェコレクションを誇るベルナール・ビュフェ美術館、
井上靖文学館や、アーティスト杉本博司さんが内装・坪庭を
手がけたことでも話題のIZU PHOTO MUSEUMと、
クレマチスの丘はみどころたくさんです。

定期的に現代アートの企画展も開催していて、
今年のゴールデンウィークは現代美術家のさとうりささんが
庭園に大量のチューリップの花で作った大きなカーペットと
立体作品を展示し、多いに盛り上がったそうです。

そして、海の幸、山の幸ともに豊富な
地元・静岡の食材を使った“食”も見逃せません。
予約がとりにくい人気のリストランテ プリマヴェーラや、日本料理 tessenなどなど、
三島エリア屈指の食スポットでもあります。

豊かな緑の中で、おいしい食事と充実の美術館。
うっかり時が経つのを忘れてしまいそうな
都会暮らしにくたびれ気味の人にはうってつけの
とにかくきもちのいい場所です。

ということで、クレマチスの丘のもりだくさんのみどころを
写真で紹介するリーフレットを制作しました。
クレマチスの開花状況や、山の天候を気にしながら、
一年をまたいでの撮影の末、無事完成。
写真家、齋藤亮一さんの撮りおろしです。
そして食もアートも詳しいカワイイファクトリー中山真理さんに
テキストを依頼しました。

プリマヴェーラ黒羽シェフの興味深い食材のお話や
tessenの日本酒やワインの豊富なラインナップについて
ビュフェとの深い交流のこと、ヴァンジの新作についてなど
たくさん伺った面白いお話は、またあらためてご紹介したいと思います。

美術館はそれぞれ非常に個性的な空間で、
その広がり感と多彩さを伝えるべくページを構成しました。
展開のイメージはWorks欄に近々アップしますのでぜひご覧ください。

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